楽天ポイントはANAマイルに交換することができます。
ANAマイラーからすると「楽天ポイントはANAマイルに交換すべきだ!」と思うかもしれません。
しかし、結論をいうと…
楽天ポイントはANAマイルに交換するとデメリットが多いです!
ANAマイルに交換するよりも、楽天トラベルで使った方がお得です。
なので、楽天ポイントはANAマイルに交換しないことをオススメしております。
[ad1]楽天ポイントはANAマイルに交換できるけど…
楽天ポイントをANAマイルに交換するのはダメです。オススメしません。
とはいえ「なぜそう言い切れるの?」と疑問に思いますよね。
実は私、楽天ポイントをANAマイルに交換しようと思っていたのですが、調べるとかなりデメリットが多いことに気づきました。
ANAマイルに交換するデメリットが多い具体的な理由を紹介していきます。
①交換レートが悪い
楽天ポイントとANAマイルの交換レートは2:1です。
楽天ポイント2ポイントでANAマイル1マイルになります。
交換できる1ヶ月の上限は20,000ポイント→10,000マイルまでです。
1回に交換できるのは1,000ポイント→500マイルまでというルールもあります。
なぜ上限があるのかは不明ですが、ちまちまとポイントを交換しなければいけないのがかなり面倒です。
②『期間限定ポイント』などはマイルに交換できない
百歩譲って2:1のレートは我慢したとしても、めちゃくちゃ残念なのが『期間限定ポイント』をマイルに交換できないという点です。
楽天ポイントは、お買い物によって貯まる『通常ポイント』と、キャンペーンなどで貯まる『期間限定ポイント』があります。
楽天ポイントはキャンペーンでザクザクとポイントが貯まるのが醍醐味ですよね。
しかし、キャンペーンで貯まるポイントは『期間限定ポイント』で、有効期限が1〜2ヶ月と短いです。
そのため「マイルに交換しようかな」と思っても、期間限定ポイントはANAマイルに交換できません。
さらに通常ポイントであっても他の提携ポイントから交換した楽天ポイントもANAマイルと交換できません!
下の画像のように楽天の公式ページに記載されています。
ポイント種類 | ANAマイルへの交換 |
通常ポイント | ◯ |
通常ポイント (提携先から交換したポイント) |
× |
期間限定ポイント | × |
このような理由から、爆発的にポイントが貯まるキャンペーンのポイントをマイルに交換できないので、マイルを貯める方法として楽天ポイントは微妙なのです。
②必要マイル数を貯める前に有効期限が切れることも
ANAマイルの有効期限は3年間です。
3年が長いか、短いかは貯めるスピードによるとおもいます。
ただ、楽天ポイントは交換レートも良くないですし、『期間限定ポイント』がANAマイル交換の対象外なこともあって貯めるスピードは早くはなさそうですよね。
ポイント交換に上限もありますし、ちまちま交換していたらいつの間にか有効期限切れになることがあるので注意しましょう!
必要マイル数の一例を出すと、東京から沖縄までの片道分のマイル数はレギュラーシーズンで9,000マイル必要です。
つまり、楽天ポイントとANAマイルのレートは2:1なので、楽天ポイントは2倍の18,000ポイント必要です。
100円で1ポイント貯まるとして、18,000ポイント貯めるには180万円分のお買い物が必要です。
ちょっと高額で貯めるまでに時間がかかりそうですよね。
一方で楽天ポイントの有効期限は1年間のうち1度でも、1ポイントでも獲得すればさらに1年間延長されます。
そのため楽天ポイントの有効期限は実質無期限というメリットがあります。
④ANAマイルではチケット予約が混雑しがち
ANAマイルにもデメリットがあります。
「マイルを貯めれば好きな時に好きな場所にいける!」と思ってしまいがちですよね。
でも実際は、ANAマイルを貯めても、希望の日にチケットが取れないということがあるのです。
マイルで予約できる航空券の枠というのはある程度決まっています。
飛行機1便につき、5~8席分しか用意されていないことが多いのです。
- 土曜・日曜日・祝日
- GW、年末年始、お盆
- シーズン中の観光地
などなど、多くの人が「この日にマイルを使って旅行したい!」というタイミングでは、マイルの利用が殺到します。
航空会社としては利益を出すために、マイルでタダ乗りするよりもキャッシュで支払ってチケットを買ってくれるお客さんを大事にしなければいけません。
そのため、ある程度マイルで予約できる枠が決められているんですね。
その結果、「マイルを貯めれば好きな時に好きな場所にいける!」というのは叶わないことがあります。
特にハワイ旅行をANAマイルを使っていきたい場合、かなりの高確率で予約が取れません。
特にビジネスクラスはエコノミークラスよりも少ない座席数で、1便につき2〜4席ほどしかマイル席が確保されていないんです。
なので、ANAマイルを使って家族でハワイ旅行に行きたい!とお考えであれば、それは諦めた方がいいかもしれません…。っていうくらい満席な状況がここ数年続いています。
私もANAマイルを貯めてハワイ旅行に行きたいと思ってANAマイルを貯めていたのですが、ANAマイルを貯めてから予約が取れない事実を知りました。泣
⑤ANAマイルに交換すると用途が限られる
ANAマイルに交換すると、楽天ポイントと比べて用途がかなり限定されます。
ANAマイルの用途としては下記のようなものがあります。
- 国内線航空券
- 国際線航空券
- 提携他社の航空券
- ANA国際線のアップグレード
- スターアライアンスのアップグレード
- ANA SKYコインへの交換
- ANAご利用券
一方で、楽天ポイントは国内最大級のネットショップ楽天市場で利用できます。
またセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどでも利用できます。
日常生活の中で現金のように利用できる楽天ポイントの使いやすさはANAマイルと比べると歴然です!
そのため安易にANAマイルに交換するのはオススメしません。
楽天ポイントはANAマイルに交換せず楽天トラベルでそのまま使おう!
楽天ポイントが貯まっているなら、楽天会員限定プランなどが用意されてる『楽天トラベル』に使って見るのも良いかもしれません。
楽天トラベルとは、楽天会員が利用できる旅行関連のサービスです。
楽天市場のように楽天トラベルから旅行を利用するとポイントが貯まりますし、ポイントを使うこともできます。
楽天ポイントをANAマイルに交換するよりも楽天トラベルを使った方がいい理由を踏まえながら楽天トラベルのメリットを簡単に紹介していきます。
①ホテルや旅館などもポイントで泊まれる
楽天トラベルでは、楽天ポイントを使ってホテルや旅館などに泊まることができます。
ANAマイルの場合ツアーなどでホテルに宿泊することもできますが、ANA提携のビジネスホテルのみと選択の幅が狭いです。
楽天トラベルではリゾートホテルや旅館などが多く掲載されています。
宿泊のみでもOK、航空券セットでもOKと選択の自由があります。
②飛行機+宿泊のお得な限定プランがある
楽天トラベルでは会員限定のお得なプランが利用できます。
東京-沖縄の往復航空券+ホテルで3万円代であります。
前述の通り、東京-沖縄間のANAマイルを楽天ポイントで貯めようとすると180万円近くかかる可能性があります。
それよりも貯まったポイントを支払いに充当して、楽天トラベルのプランで行った方がかなりお得です。
③期間限定ポイントが使える
めちゃくちゃ嬉しいのが、楽天ポイントの期間限定ポイントが利用できる点です!
楽天ポイントがガッツリ貯まるのはキャンペーン時などですよね。
例えば楽天カードの入会キャンペーンなどでは5,000〜8,000ポイントがゲットできることもあります。
しかし、ゲットできるポイントの多くは期間限定ポイントで、ANAマイルに交換することはできません。
楽天トラベルでは期間限定ポイントを利用することができるので、ザクザク貯まったポイントを航空券や宿泊代金にダイレクトに利用できます!
④楽天カードと併用でポイント還元率2.0%
楽天カードを利用していると、楽天トラベルではいつでも2.0%の還元率でポイントが貯まります。
- 楽天カードのポイント
=還元率1.0% - 楽天トラベル利用特典
=還元率1.0%
の合計2.0%です。
条件として5,000円以上の利用し場合がポイント付与の対象なのですが、ホテルや旅館、航空券の購入で5,000円を切ることはほぼありません。
⑤楽天スーパーDEALでポイント還元30%〜
楽天会員限定のポイント高還元サービス『楽天スーパーDEAL』ではポイントがなんと30%以上もバックされます。
プランによっては40%バックなどもあります。
ANAマイルよりもバライティ豊富で、ポイントも貯まってお得なので、ANAマイルに交換するよりも楽天トラベルがオススメです。
楽天トラベルで楽天ポイントを使うときの注意点
楽天ポイントをANAマイルに交換するより、楽天トラベルで利用した方がいいことが伝わったと思います。
しかし、楽天トラベルではポイントが使えないサービスや、利用できるポイントの上限などもあります。
いい面だけではなくデメリットや注意点もしっかり紹介していきます。
①楽天トラベルで使えるポイントに上限があります
楽天トラベルでは、『通常ポイント』と『期間限定ポイント』のどちらも利用することができます。
ただし、1度に利用できるポイントなどに上限があるので注意しましょう。
具体的には下の表の通りです。
利用可能ポイントの上限 | |
1回の予約に利用できるポイント | ■ダイヤモンド会員 50,000ポイントまで ■ダイヤモンド会員以外 30,000ポイントまで |
1ヶ月に利用できるポイント ※楽天市場などと含めた合計 |
■ダイヤモンド会員 30万ポイントまで ■ダイヤモンド会員以外 10万ポイントまで |
上記のように楽天会員ランクによって上限が異なります。
楽天会員ランクは下記の条件によって決まります。
例えばゴールドランク会員であれば、楽天トラベルで利用できるポイントは1回の予約で30,000ポイントまでです。
2人以上で旅行に行くときなどは30,000円以上になりがちですよね。
ただし、もし利用したいプランが30,000円以上の場合は、クレジットカード決済との併用ができるので「30,000円以上のプランは選べない」というわけではありません。
②楽天ポイントが使えないサービスがある
楽天トラベルでは全てのサービスでポイントを利用できるわけではありません。
ポイントが利用できるサービスと、利用できなサービスがあります。
まず、ポイントが利用できるサービスは下記の通りです。
対象サービス | ポイントご利用単位 |
国内宿泊予約 国内日帰り・デイユース 国内レンタカー予約 宿泊+レンタカー |
100ポイント以上100ポイント単位 |
ANA楽パック(航空券+宿泊) JAL楽パック(航空券+宿泊) 楽パック+JR北海道 高速バス予約 海外航空券予約 |
100ポイント以上1ポイント単位 |
一方でポイントが利用できないサービスは下記の通りです。
【ポイント利用できないサービス】
- 電話予約センターでのご予約について(国内宿泊・ANA楽パック等)
- 国内航空券のみの予約
- 楽パック™(海外航空券+宿泊予約)
- 海外ホテル予約
- 海外レンタカー予約
- 英語サイト、中国語サイト(繁体字・簡体字)、 韓国語サイトでの予約
- 旅行損害保険予約
- 海外携帯電話レンタル
ここではANAマイルよりちょっと不利な面があって、国内航空券単品の予約ではポイントが使えないというデメリットがあります。
このデメリットは楽天トラベルが提供する航空券+宿泊の格安パックでカバーできます。
③電話予約ではポイントが使えないので注意
前述の『ポイントが使えないサービス』の中にも書いてありますが、電話予約センターから予約した場合はポイントが利用できません。
電話の方が口頭で伝えられるので楽ですが、ポイントが利用できるのはネット上からの予約のみなので注意しましょう!
まとめ:結果的に楽天トラベルの方がお得!
紹介した通り、無理にポイントをANAマイルに交換するよりも楽天トラベルで利用した方がお得です。
特にポイント30%~40%還元のプランや、会員限定の格安プランなどを利用すればANAマイルに交換するより圧倒的にお得です。
例えば私は今楽天ポイントを5,728ポイント持っています。
ANAマイルに交換すると2,864マイルになってしうまう上、どこにも行けません。
まだまだお金を使ってポイントを貯める必要があります。
しかし、楽天トラベルで利用すれば航空券+宿泊の3万円代のパックが5,728円OFFで購入できます。
このように、無理やりANAマイルに交換して旅行するよりも楽天トラベルでポイントを使う方がお得ですよね。
なので楽天ポイントはANAマイルに交換するより楽天トラベルでの利用がオススメです!
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