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楽天モバイルの4Gの通信速度は遅い?意外と速かった?



結論からいうと、楽天モバイルの通信速度は、早い時で10Mbps以上、通常時で3~5Mbps、速度制限中は1Mbps以下です。※スーパーホーダイの場合です

一般的な格安SIMでは速度制限がかかると128Kbpsになり、ネットがほぼ使えなくなるので、それに比べると楽天モバイルの通信速度は優秀な方です。

MbpsやKbpsという風に説明されてもわかりづらいと思うので、実際にどれくらいのスピードなのか?というのを具体例を出しながら解説していきます。

実際に楽天モバイルを利用しているユーザーの口コミも一緒に紹介するので、契約を検討しているのであればかなり参考になるはずです。

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目次

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楽天モバイルの4G接続の通信速度は速いのか?遅いのか?

結論からいうと、楽天モバイルの通信速度は通信制限がかかっていない状態であれば、ストレスなく利用できる速度です。

しかし、プランごとの利用上限に達してしまって速度制限がかかっている場合や、ネットを利用している環境によっては遅く感じることがあるでしょう。

楽天モバイルの通信速度について

ネット上で実際に測定された数値を見てみると、楽天モバイルの通信速度は3~5Mbpsほどとされています。3~5Mbpsほどの速度があれば、ネット通信によるストレスはほとんどありません。

具体的にいうと、3~5Mbpsでは動画の画質がHD720p〜HD1080pで快適に視聴できるレベルとされています。種類にもよりますが、オンラインゲームも問題なく遊べます。

一般的な格安スマホでは、速度制限がかかると128Kbpsほどの速度になりますが、楽天モバイルの場合は速度制限がかかっても1Mbpsで使い放題です。

そのため、楽天モバイルは速度制限でもある程度快適に使えることが話題になっています。ちなみに128KbpsだとメールやLINEなどテキストベースの利用ができるくらいで、動画だと最低画質でも視聴するのは厳しい速度です。

では、「1Mbpsはどのくらいの速度なのか?」というと、下記のように利用内容によって快適度が変わってきます。

快適度 利用内容
快適
  • ウェブサイトの閲覧
  • 地図アプリ
  • LINE
  • メール
  • Twitter
  • Instagram
  • 音楽アプリ
    など
やや難あり
  • ネットショッピング
  • 動画サイト視聴(中画質)
  • ゲームアプリ
    など
利用は厳しい
  • アプリダウンロード
  • 動画アップロード
    など

つまり、速度制限がかかると動画サイトでは画質を落として視聴することになるということです。

また、混雑する時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)には最大速度が300Kbpsまで落ちるということも、楽天モバイルの公式サイトで記載されています。

300Kbpsの場合は、ウェブサイト閲覧や動画視聴はかなり厳しく、LINEやメールなどのテキストベースが可能なレベルという感じです。

これらは「スーパーホーダイ」というプランでの仕様で、「組み合わせプラン」では速度制限がかかると200Kbpsにまで落ちるので、もし快適に楽天モバイルを利用するのであれば「スーパーホーダイ」で契約することをオススメします。

つまり、楽天モバイルの通信速度についてまとめると下記のとおりです。

楽天モバイルの通信速度まとめ
  • 通常通信時は3~5Mbpsで問題なし
  • 速度制限がかかると最大1Mbpsで使い放題
  • 混雑する時間帯は最大300Kbpsまで落ちる
    (12:00~13:00、18:00~19:00)
  • 「組み合わせプラン」では200Kbpsまで落ちるので注意

大手キャリア3社の通信速度について

「大手キャリア3社の通信速度と比べるとどうなのか?」というと、やはり大手キャリアと比べると通信速度は落ちます。docomo、au、SoftBankの4Gの通信速度は平均で30~50Mbpsとされています。

30~50Mbpsはどれくらいの通信速度なのか?というと、オンラインゲームはもちろんのこと、動画は4Kで視聴しても問題なし、Youtubeなどへの動画投稿も問題なしという速度です。

楽天モバイルの3~5Mbpsでも、通常のネット利用時にストレスを感じることはあまりないですが、大手キャリアになると、ネット上での作業はほぼすべて問題なくできるレベルです。

なぜ格安SIMの通信速度は遅くなる?

ではなぜ楽天モバイルのような格安SIMは、大手キャリアに比べると通信速度が遅くなるのでしょうか?その結論としては、大手キャリアの回線を借りているからです。

楽天モバイルのような格安SIMを提供している会社は、大手キャリアの回線の一部を借りることで、設備費用や管理コストを削減しています。

コスト削減ができることによって、月額の利用料金を大幅に下げることができるということですね。

混雑する時間帯は特に遅くなる

楽天モバイルの通信速度が遅くなる時間帯は、昼・夜の時間帯です。速度制限がかかっていない時よりも、速度制限がかかっているときに影響が出やすいとされています。

公式サイトでは12:00〜13:00と、18:00〜19:00の時間帯に回線が混雑し、最大速度は300Kbpsになると記載されています。

楽天モバイルを実際に利用している方のTwitterでの投稿をみても、概ね昼や夜(夕方)の時間帯に通信速度が遅くなり、ストレスを感じていることが見てとれます。

https://twitter.com/kimagure_0815/status/1243164899255021568

上記のように、昼休みや夕方など、仕事の休憩時間や帰宅時間に混雑していることがわかります。しかし、まったく使えないわけではなく、ある程度ストレスなく利用できているという声が多いようですね。

休日・祝日は問題なし

通信速度が遅くなりがちなのは、平日の昼と夜(夕方)です。仕事の関係で、大勢の人の行動する時間帯が重なるためだと思われます。

一方で、休日や祝日など、人によって行動する時間帯がバラバラになりやすい日には、平日であれば通信が遅くなりがちなタイミングでも問題なく利用できるようです。

https://twitter.com/Akowago/status/787139793662582784

中には「休日でも平日でも楽天モバイルは遅い!」という内容の投稿もあるので、利用しているタイミングや地域によっては若干の差があるようです。

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楽天モバイルの速い時と遅い時の通信速度は体感として遅い?問題なく利用できるレベル?

楽天モバイルでは、早い時で10Mbps、平均で3〜5Mbps、速度制限時は1Mbpsという速度です。※スーパーホーダイの場合です

これらの速度だと、ネット利用は体感的にストレスを感じるのか?それとも遅くてストレスが溜まるのか?というのが気になるところですよね。

それぞれの通信速度時に利用用途別に、どのような体感なのかを解説します。

10Mbps以上であればネットはサクサク使える

まず10Mbpsについてですが、10Mbpsあればネットでできることは大抵サクサクと行うことができます。

YoutubeやHulu、Netflixのような動画配信サイトでの視聴も問題なくできるでしょう。また、動画のアップロードも問題なく行うことができます。

日常生活でネットを利用するにあたって、10Mbpsの通信速度があればストレスなくネットが利用できます。

3~5Mbpsだと概ね快適に使える

楽天モバイルの平均的な通信速度である3〜5Mbpsでは、LINEやSkype、ゲームアプリ、ネットショッピングなどを問題なく利用できる通信速度です。写真投稿、ビデオ通話も問題なく行える速度です。

ただし、動画を視聴する場合、画質は中画質ほどであれば止まることなく視聴できますが、4Kなどの高画質の場合は止まる可能性があります。動画のアップロードなども遅くなります。

仕事などで動画などの重いデータを扱う場合はオススメしませんが、日常的なスマホの利用であれば概ね快適に利用できる通信速度です。

1Mbps以下だと用途によってストレスを感じる

楽天モバイルのスーパーホーダイでは、速度制限がかかると最大速度は1Mbpsになります。

1Mbpsでは、LINEやメールのやりとり、TwitterなどのSNSは問題なく利用することができます。Youtubeなどの動画の視聴も、画質を落とせば視聴することができます。ウェブサイトの閲覧も問題ないでしょう。

しかし、ウェブサイトが複雑で、アニメーションや画像がたくさんアップロードされているのであれば、読み込みに時間がかかる可能性があります。たとえば、InstagramやFacebookなどの動画が投稿されているSNSは、読み込みが遅くなりストレスを感じる場合があります。

他の格安SIMのように速度制限で128Kbpsになり、ネットがほぼ利用不可能になるよりはマシですが、ある程度ストレスに感じる部分が出てくると思っておいた方がいいでしょう。

楽天モバイルの4Gが遅く感じるオススメしない環境

前述のとおり、楽天モバイルの通信速度は速度制限前であれば3〜5Mbpsと問題なく利用できる速度です。速度制限中も1Mbpsと、若干のストレスはあるものの、他の格安SIMに比べるとネットは比較的利用できる速度です。

しかし、これらはあくまでも通信環境が整っている環境下での話です。通信環境によっては楽天モバイルをオススメできない場合があります。

地下やコンクリートの建物で過ごす場合

通信サービス全般に言えることですが、地下や窓が少ない密室のコンクリートの建物で過ごす時間が多い方には、楽天モバイルはオススメしません。電波は障害物によって弱まるという性質があります。

そのため、たとえば会社のオフィスがコンクリートで囲まれた建物だったり、家のリビングが地下だったりする場合はオススメしません。

都心から離れた田舎や地方で暮らす場合

楽天モバイルの通信回線はdocomoやauの回線を借りています。そのため、比較的に日本全土どこでもある程度の通信速度はでます。

しかし、逆にいうとdocomoやauの電波が悪いところであれば、必然的に楽天モバイルの電波も弱くなってしまいます。都心などの中心街であれば、電波が悪いということはあまり考えられませんが、もし住んでいる場所が田舎や地方ならば、大手キャリアの回線と契約することをオススメします。

2020年4月8日からは楽天モバイルはdocomoやauの回線ではなく、楽天回線という独自の回線を利用するそうなので、もしかすると通信速度は改善されるかもしれません。

Wi-Fi環境がない場所で過ごす場合

楽天モバイルは4G回線を利用せず、ポケットWi-Fiや、自宅のWi-Fiで利用するという方法もあります。

この方法を利用すれば、自宅などのWi-Fiであれば家族全員で共有できて、尚且つ通信速度も早いので、楽天モバイルも大手キャリア並の通信速度で利用することができます。

「ネットは自宅のWi-Fiを利用するから、端末の月額料金を安くしたい!」という方は、楽天モバイルがオススメです。

逆に、Wi-Fiがない環境であれば、楽天モバイルの4G回線に頼るしかないので、速度制限がかかった場合や、回線が混在している時間帯は通信速度が不安定になります。

そのため、Wi-Fi環境が自宅になかったり、Wi-Fi環境がない場所で過ごしている方には通信速度が遅くてストレスが溜まることがあることを覚悟しましょう。

まとめ:通信速度重視なら格安SIMはオススメしない!

結論をまとめると、楽天モバイルの通信速度は概ね快適です。しかし、回線が混雑する時間帯や、速度制限中は不便に感じることがあることも確かです。

格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、速度が安定しないのはある種の宿命かもしれません。その代わりに月額料金が格安というメリットがあります。

楽天モバイルの発表によると、2020年4月8日からはdocomo、auの回線を終了し、楽天の回線を利用してサービスを提供するようです。

この記事を執筆している現在はまだサービスがスタートしていないので、楽天回線の評判はわかりません。

もし、通信速度を最重要視するのであれば、大手キャリアと契約するのもありです。「ネットはある程度のスピードがあればいい」という方は楽天モバイルはオススメです。

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